19世紀イギリスの民衆と政治文化―ホブズボーム・トムスン・修正主義をこえて

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  • サイズ B6判/ページ数 244,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784812204191
  • NDC分類 312.33
  • Cコード C3022

目次

第1部 「旧説」(キャロライン王妃事件の再検討;「旧説」から新たな解釈へ)
第2部 新たな方向(政治の特殊性;政体を中心とする歴史とは―国家の再考、選挙権、政党の形成;民衆の急進主義とその文化(ポピュリズム・階級・憲法;ジェンダーと社会主義)
ネイションと政治(愛国主義;民衆の保守主義))

著者等紹介

松塚俊三[マツズカシュンゾウ]
1946年生れ。現在、福岡大学人文学部教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

. bunjin

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数年前に読了。トムスンやホブムズームら英国マルクス主義歴史家たちの「下からの歴史」を批判したもので、端的には「階級闘争というが、イギリスでは革命は起きておらず、しかも民衆はかなり王室を敬愛している。むしろマルクス主義者は、なぜイギリスでは革命起きないのかを究明しないとあかんのでは?」というもの。これはトムスンが生きていれば論争になったであろうが、その指摘だけ読めば、マルクス主義的歴史観への正当な批判であるようにみえる。

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