目次
西洋哲学史観と時代区分
ヘーゲルにおける哲学史の時代区分について
多元的哲学史の構想―ヴィンデルバントと西洋哲学史の問題
ヒルシュベルガー『哲学史』における時代区分と哲学史観
コプルストン『哲学史』に見る哲学史観―その時代区分に焦点をあてて
ジルソンの哲学史観
フランス現代の哲学史観
学説と人格のあわい―「哲学史」の成立条件を求めて
フッサールの哲学史観
形而上学の解体と存在の歴史―存在史の思想に至るハイデガーの歩み
ホワイトヘッドにおける時代区分と哲学史観
観念の歴史の時代区分―アーサー・O・ラヴジョイとアメリカ観念史学派
分析哲学の観点から見た哲学史の研究方法と時代区分―ローティー「哲学史の記述方法」を手がかりとして
終章
著者等紹介
渡辺二郎[ワタナベジロウ]
1931年生。東京大学名誉教授・放送大学名誉教授。東京大学大学院人文科学研究科哲学専門課程博士課程満期退学、文学博士
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。