西洋哲学史の再構築に向けて

西洋哲学史の再構築に向けて

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  • サイズ A5判/ページ数 528,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784812200155
  • NDC分類 130
  • Cコード C3010

内容説明

本書の論文は、西洋哲学史の伝承の諸局面に関して、その通説を切り崩した、刷新された見方や、新機軸の提案を含み、「西洋哲学史の再構築」に向けた探究の途上の一里塚を提供している。

目次

古代(言葉を解せぬ魂―ヘラクレイトスにおける魂概念の認識論的側面について;Tithenai ta Eid ̄e(イデアを立てること)
問答と探究としての哲学史―アリストテレスにおけるディアレクティケーの観点から ほか)
中世(西洋哲学史における「超越論的」の一思想源泉;アウグスティヌスにおける悪の問題についての一考察;スコトゥス、オッカムの直知認識(notitia intuitiva)と抽象認識(notitia abstractiva) ほか)
近世(クザーヌスにおける「個」の形而上学について;デカルト『省祭』における蜜蝋の記述の役割―「第三省察」における物体の実在否定との連関;「観念」再考―経験論の源泉へ ほか)
現代(過去の未来性と言われていたもの―プラグマティズムの歴史理論をデューイ、ミード、C.I.ルイスを中心に再検討する;「経験主義の二つのドグマ」の読み方;西洋哲学史と現前の形而上学 ほか)

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