目次
1(かもめ;蚕唄回想詩;死に神 ほか)
2(青桐;学校出;山高帽 ほか)
3(新しい年に;とどかない場所;書き入れと掻き入れ ほか)
著者等紹介
大塚史朗[オオツカシロウ]
1935年5月21日群馬県群馬郡駒寄村生まれ。「詩人会議」「群馬詩人会義」「群馬ペンクラブ」会員。「夜明け」(群馬詩人会議)編集発行人。詩集『産土風景』他二十五冊(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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うりこ
2
受贈詩集。戦中戦後を生き抜いてきた86歳の大塚さん。あとがきに〈一篇でも多く書き残したい。かくしてこの書を誕生させた。〉とある。自費出版26冊目。すごいなあ。大塚さんの昔語りを読むと、そこには生地、駒寄村の日々が見えてくる。経験に裏付けされた言葉で、素直に、リアルに戦争体験などを綴っている。面白かった!そこはかと漂うユーモアも魅力。群馬県北部地方では、「風花」のことを「吹越」という。この詩集には、古くて耳新しい言葉がたくさん出てきた。まだまだ自分の記憶の中には詩のタネがあるそうだ。お元気でいてください。2021/09/12
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