内容説明
戦後間もない1953年『木島始詩集』(未來社)のういういしい感性で出発。やがて詩誌「列島」を中心に練達の詩人へと成長し、詩はもとより、黒人文学紹介、ジャズ評論、詩劇、児童詩、アンソロジスト、訳詩等々、多岐にわたって活動した稀有の詩人木島始の全体像に迫る、渾身の評伝。
目次
第1章 「幻」の木島始詩集
第2章 市民革命派のたゆたい
第3章 黒人文学と断絶の思想
第4章 対話による詩劇の試み
第5章 詩集の山並み
第6章 木島始と戦後詩
第7章 四行連詩の展開
著者等紹介
神品芳夫[コウシナヨシオ]
1931年東京生。2016年詩集『青山記』(本多企画)。日本詩人クラブ会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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