晩年―有馬敲詩集

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  • サイズ A5判/ページ数 108p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784812020838
  • NDC分類 911.56
  • Cコード C0092

内容説明

八十路の坂を越えた今、自分を取りつくろってもしかたない。もうそろそろ年貢の納めどきや。けど、おめでたい人間どもの行くすえをしかと見とどけるまでは、一日でも多く生きてやる。共通語、日常語の垣根を越えて、さらに新たな領域へ挑む円熟の最新詩集。

目次

1(いのちへの祈り;ある日;那覇にて;それからの浦島;遺訓 ほか)
2(まだ生きとる;ペット考;春宵一刻価千金;難問;ネズミの相談 ほか)

著者等紹介

有馬敲[アリマタカシ]
1931年京都府生まれ。大学在学中に「同志社文学」発行。卒業後、京都銀行に勤めながら、雑誌「現代詩」などに詩、エッセイを発表する。1968年ごろから自作詩朗読を全国的に始め、オーラル派と呼ばれた。詩は国語教科書や教材に使用されているほか、フォーク歌手・グループなどによってうたわれている。スペインの第五回アトランチダ賞、京都市芸術文化協会賞ほか受賞。現在、関西詩人協会代表、日本文藝家協会、日本ペンクラブ、日本現代詩人会等会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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