出版社内容情報
いまから1時間と45分後に、男は死刑を執行される。奇跡のような執行停止が認められるかどうかは、ひとりの弁護士にかかっていた。彼の名はカレン・ポスト。事件を徹底的に再調査して無実を証明し冤罪死刑囚の自由を取り戻す。ほぼボランティアの法律事務所〈ガーディアン・ミニストリーズ〉の専任弁護士だ。実話と実在の人物を題材に巨匠が新境地に挑む、超絶スリリングな法廷サスペンス。
内容説明
いまから1時間と45分後に、男は死刑を執行される。奇跡のような執行停止が認められるかどうかは、ひとりの弁護士にかかっていた。彼の名はカレン・ポスト。事件を徹底的に再調査して無実を証明し冤罪死刑囚の自由を取り戻す。ほぼボランティアの法律事務所“ガーディアン・ミニストリーズ”の専任弁護士だ。実話と実在の人物を題材に巨匠が新境地に挑む、超絶スリリングな法廷サスペンス。
著者等紹介
グリシャム,ジョン[グリシャム,ジョン] [Grisham,John]
1955年生れ。ミシシッピ州立大学、ミシシッピ大学ロースクールを卒業。’81年から’91年まで弁護士として活躍、’84年から’90年まではミシシッピ州の下院議員もつとめた。’89年に『評決のとき』を出版し作家デビュー。著書多数
白石朗[シライシロウ]
1959年生れ。早稲田大学第一文学部卒。訳書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
タツ フカガワ
57
カレン・ポストは冤罪の死刑囚の無実を晴らすことを専門に(それも無償で)活動する弁護士兼牧師。いまは6人の死刑囚の冤罪を証明するため全米を車で駆け巡っていて、本作では強姦及び殺人の死刑囚ラッセルと、弁護士殺害の死刑囚ミラーを中心に描かれるが、死刑執行1時間45分前に人生最後のステーキが死刑囚ラッセルの前に運ばれてくる冒頭のシーンから引き込まれました。一度結審した検察側の不手際、不具合をつぶさに検証していく過程が面白いし、ポストの造形もいい。しかもこれが実話と実在の人物を題材にした物語ということで即下巻へ。2025/05/06
stobe1904
27
【リーガルミステリ上巻】冤罪の可能性が高い重罪服役囚の無実を証明する生業の法廷弁護士かつ聖職者のカレン・ポスト。裁判当時の怪しい証言者たちの過ちを正すべく奮闘するポストに麻薬カルテルの影が忍び寄る…。実在の事件をベースにしているとのことだが、ポストを含めたチームガーディアンミニストリーズが重い再審の扉を開くことができるのか、緊迫感のある面白い小説が読めそうな予感。2022/01/29
ひで📚🏈
25
途中でほったらかしていた本作をやっと読了。いくつかの事件が出てきて若干混乱中…整理して下巻へ突入したいと思います。下巻はルッソ事件の新たな展開な期待しつつ…下巻へ。2025/04/21
わたなべよしお
24
再審無罪を勝ち取るまでは「スロー」なのかもしれないが、まだ緊迫感に欠ける書きぶりだなぁ。初期のグリシャム作品に比べると、こなれた大家ぶりの作品が多くて、近年はイマイチ続きだ。しかしながら、上巻終盤で期待させる感じになってきた。下巻で期待に応えてくれるかな。2022/02/14
K
21
ガーディアン・ミニストリーズかっこいい。感想は下巻で。2022/03/14
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