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叢書社会現実/変革
父は遺書を書くことなしに

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  • サイズ A5判/ページ数 93p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784812020791

内容説明

自分の思いを書き遺して…と父に渡したノートには、ついに何も記される事はなかった。でも、昭和から3.11まで、激動の時代を愚直に歩き抜いた人生が「白紙」だなんて、思いたくはない。父に代わって、あらん限りの言葉で白いページを埋めていく。そこに、詩を書くことの意味があるのではないか。

目次

南無阿弥陀仏
崩れ落ちたそこに
戸隠
麦の秋
巨人
りんごは一個
石榴もように油揚げ
六花の記憶
衣紋坂
碧空〔ほか〕

著者等紹介

松井潤[マツイジュン]
詩誌「火曜日」「新現代詩」「幻竜」、俳句誌「りいの」所属。宮沢賢治学会会員。日本現代詩人会会員。科学ジャーナリスト。1960年長野県生まれ。1974年賢治に憧れて始めたリンゴの研究で日本学生科学賞文部大臣賞。1982年東京理科大学理学部卒。1986年北海道大学経済学部卒。1986~2011年朝日新聞記者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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