内容説明
大腸癌の告知を受けたとき、詩人は開腹手術を拒み、自らを丸山ワクチンの治験対象とした。「何が真実なのか?」という問いに対して、いのちを賭けて答えることを選んだのだ。闘いの一部始終の、詩人自身による全記録。
目次
1 そこからハジマッたハナシ(追いつづけた日々;田中角栄と女優 ほか)
2 大腸癌(意味するところ;指定された日 ほか)
3 3・11(その意味;「週刊ポスト」表紙の見出し ほか)
4 闇の底では隔たりもなく(乗り継ぐ駅;“遡行”男と女とおんな ほか)
著者等紹介
みくも年子[ミクモトシコ]
兵庫県に生まれる。1977年詩作開始。「陽」「大阪」「黄薔薇」『地球』同人を経て現在フリー。「関西詩人協会」転居により1997年退会。「日本ペンクラブ」「埼玉文芸家集団」体力不足により2011年退会。京都「ほんやら洞」での朗読。1979年をかわきりに流れのまま継続。「日本現代詩人会」「埼玉詩人会」会員。受賞・銀河詩手帖選奨(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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