内容説明
世界の沈黙に抗うために、この詩集は編まれた。朝鮮学校無償化除外反対という、闇から希望へと向き直る花の力から生まれた作品群を中心に、他者へと燃え渡されていく20の詩篇。
目次
1 ハッキョへの坂(ハッキョへの坂;友だち;その輝きを見つめるために―ある出会いの日に ほか)
2 ひとは一つの詩とともに生まれてくる(ひとは一つの詩とともに生まれてくる;シモーヌの手―シモーヌ・ヴェイユ生誕百年;「空」 ほか)
3 黒い光(黒い光;アネモネの糸―光栄さんに;美しい女が散逸していく―追悼・山田英子 ほか)
著者等紹介
河津聖恵[カワズキヨエ]
1961年東京都に生まれる。京都大学文学部ドイツ文学科卒業。1985年第23回現代詩手帖賞受賞。詩集に『夏の終わり』(第9回歴程新鋭賞)、『アリア、この夜の裸体のために』(第53回H氏賞)など。『朝鮮学校無償化除外反対アンソロジー』発行人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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