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詩と思想新人賞叢書
詩集 孵化せよ、光

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  • サイズ A5判/ページ数 101p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784812018132
  • NDC分類 911.56
  • Cコード C0392

内容説明

第17回詩と思想新人賞受賞作「少年は洪水を待ち望む」をはじめ、ランボー、ツェラン、ネルーダ、ロルカ、ジュネらに捧げられた、光であり、眩暈であり、種子である反時計回りの18の詩片。

目次

朝の光で紙を漉き、夜を搾ってインクにして(少女は睡りつづけて老婆になる;夏休みの子どもは ほか)
きみが掌から光の声を掘り起こすとき(少年は洪水を待ち望む;あなたはあなた自身の眸に黒い穴を掘る ほか)
潅漑せよ、その魂を(なぜあなたの指先にはオレンジの香りが深く染みついているのか?;奇蹟はあなたの胸に花開くだろう ほか)
均衡の水夫は香料倉庫に火を放つ(彼女の誕生日に蒸発した蛇苺のトリロジー;スーメルキ、あるいは記憶という名の蜜 ほか)
光であり眩暈である書物を持った旅人が(日附と地名のあるエピローグ)

著者等紹介

加藤思何理[カトウシカリ]
札幌に生まれ、京都や大阪などで育つ。2008年、第17回詩と思想新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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