内容説明
世界を「内部」と「外部」に分けるなら、この詩集はおそらく「内部」に属するものだ。だが、「内」と「外」とはその境界にかけられた一枚の布を通して互いに浸透し合うから、いつか言葉は越境してしまう…。言葉によって言葉の語り得ぬ世界に鋭く迫る著者渾身の新詩集。
目次
翻す
ループ橋で地平へ
揺曳
扇
夜更けの花火
比喩の程度で
海日
空なる譬え
ましてかれらの魂の物語など
ロープウエイのある街で〔ほか〕
世界を「内部」と「外部」に分けるなら、この詩集はおそらく「内部」に属するものだ。だが、「内」と「外」とはその境界にかけられた一枚の布を通して互いに浸透し合うから、いつか言葉は越境してしまう…。言葉によって言葉の語り得ぬ世界に鋭く迫る著者渾身の新詩集。
翻す
ループ橋で地平へ
揺曳
扇
夜更けの花火
比喩の程度で
海日
空なる譬え
ましてかれらの魂の物語など
ロープウエイのある街で〔ほか〕