内容説明
詩を、わけても時調のような定型詩を日本語に移しかえるということは至難の業であります。それを、これほど秀麗な詩語で翻訳しえたことは、歌人・広岡冨美ならではのことでしょう。
目次
崔南善
李秉岐
李殷相
李鎬雨
李永道
李煕昇
〓雲
呉信恵
李祐鍾
李泰極
鄭椀永
金相沃
著者等紹介
広岡冨美[ヒロオカフミ]
1930年8月朝鮮(現・韓国)大邱に生れる。1945年9月朝鮮(現・韓国)浦項高女3年時・敗戦により引揚げる。1951年3月大阪・相愛女子専門学校国語科卒業(旧制)。1991年3月相愛高等学校・中学校を定年退職する。1991年7月ソウル・高麗大学校韓国語文化研修部へ留学(~1994年3月)。著書に歌集『迎日の海』『沙羅の木の蔭』『光化門』他。所属は未来短歌会・黒豹短歌会。現代歌人集会会員
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