目次
第1章 自然との共生のための在来知と社会的レジリエンス
第2章 宮城県南三陸町入谷地区の自助・共助にみる在来知―東日本大震災時の被災者支援活動を例として
第3章 社会的レジリエンスとしての物々交換―ナミビア農牧社会における気象災害時の食糧獲得
第4章 アラスカ先住民の生存漁労―米国政府野生動物管理における在来知
第5章 ライフスタイル変革のための価値観の転換と在来知の活用
第6章 地域から探るレジリエンスな暮らし―ミクロネシアで出会う新しい価値観
第7章 アジアの無形文化遺産の教育・地域づくりへの活用―在来知を活かした教育実践と持続可能な地域づくり
著者等紹介
古川柳蔵[フルカワリュウゾウ]
東京都市大学大学院環境情報学研究科・教授。博士(学術)。専門は環境イノベーション。東京大学大学院工学系研究科修了後、民間シンクタンク、東北大学大学院環境科学研究科を経て、現職。持続可能なライフスタイル、バックキャスト、ライフスタイルデザイン、ネイチャー・テクノロジー等、ライフスタイル変革の研究を行う。未来の暮らし創造塾塾長
生田博子[イクタヒロコ]
九州大学留学生センター・准教授、Ph.D.(人類学)。米国アラスカ大学フェアバンクス校B.A.同大学大学院M.A.英国アバディーン大学大学院Ph.D.米国ダートマス大学極地研究所、アラスカ州政府野生動物管理局などを経て現職。北極圏の生存狩猟・漁労、気候変動が環境や人の生活に与える影響、持続可能な開発などの研究に取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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