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出版社内容情報
庶民に最も親しまれてきた「民謡」。その詩に焦点をあて、民謡の叙情性、詞型、形式、囃子ことば、リズムの特徴、その源流など精査するほか、近年人気の和太鼓を案内する。
第1部 民謡のことば 詩のことば
第2部 民謡をうたうための諸形式について
第3部 詩と民謡 日本民謡の原点『山家鳥虫歌』を語る
第4部 日本民謡詞華選
庄内おばこ、潮来甚句・郡上踊、鰹節造り唄・鯨唄・ソーラン節、山梨粘土節・長崎新地節・甲州綿打唄・新潟甚句、外山節・岳新太郎・福島玄如節、諸純長浜節ほか
第5部 和太鼓を聴く
残波大獅子太鼓・天邪鬼・YAS-KAZ・荒馬座・林英哲・鼓動ほか
内容説明
日本民謡の源流をたずねると…そこに溢れていたのは、日本の詩と歌と舞踏の根幹となった芸術の泉であった。
目次
第1部 民謡のことば詩のことば(民謡の詞形式・リフレーン;近代詩にみるいくつかのリフレーン ほか)
第2部 民謡をうたうための諸形式について(音頭形式・唱和形式;掛合形式・問答形式 ほか)
第3部 詩と民謡―日本民謡の原点『山家鳥虫歌』を語る(古代における民謡について;中世における民謡のすがた ほか)
第4部 日本民謡詞華選(庄内おばこ;潮来甚句・郡上踊 ほか)
第5部 和太鼓を聴く(「残波大獅子太鼓」熱く激しく燃えたった太鼓の連打;「天邪鬼」「YAS―KAZ」和太鼓とタムタムの熱き出合い ほか)
著者等紹介
佐藤文夫[サトウフミオ]
1935年、東京に生まれる。1980年から1995年まで岩崎美術社社長をつとめる。詩人会議・日本現代詩人会会員
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。