出版社内容情報
食品のIT化の出口として「食品の最高の小売業は朝市である」との仮説を立て、IT化によりどうしたら朝市を衰退させた要因を克服することが出来るのか、朝市に替わって登場した各種の業態が現在遭遇している多様な壁を打ち破り、電子朝市とも言える革新流通を概念化しようとする。
第1部 生鮮EDIで食品流通はこう変わる
第1章 朝市は最高の食品小売業
第2章 近代的各種小売業の盛衰
第3章 電子商取引の意義とイメージ
第4章 BtoCか?Bto Bか?
第5章 卸売市場を通ずる生鮮食料品流通の問題点
第6章 取引電子化事業の骨子
第7章 電子商取引に対応した取引ルールの新設がキーポイント
第2部 生鮮品取引電子化Q & A集
1.取引電子化とは
2.「生鮮食品等取引電子化基盤開発事業」について
3.EDIの取り決め
4.EDIの導入にあたって
5.生鮮食品等の取引電子化に向けた取り組みについて
6.EDIに関連する一般事項
付録 EDIに関する基礎的な用語の解説
内容説明
生鮮EDIは間違いなく流通を変える。だが、どう変わるか未だ不透明。本書は勇気を持ってこう変わると予言している。
目次
第1部 生鮮EDIで食品流通はこう変わる(朝市は最高の食品小売業;近代的各種小売業の盛衰;電子商取引の意義とイメージ;B to Cか?B to Bか?;卸売市場を通ずる生鮮食品流通の問題点 ほか)
第2部 生鮮品取引電子化Q&A集(取引電子化とは;「生鮮食品等取引電子化基盤開発事業」について;EDIの取り決め;EDIの導入にあたって;生鮮食品等の取引電子化に向けた取り組みについて ほか)
著者等紹介
白石吉平[シライシヨシヒラ]
1937年東京生まれ。1960年東京教育大学農村経済学科卒業。同年農林省入省。1981年食品流通局外食産業対策室長。1984年同物価対策室長。1986年経済局統計情報部水産統計課長(89年退職)。1989年日本チェーンストア協会常務理事(99年退職)。1999年(財)食品流通構造改善促進機構常務理事。生鮮食品取引電子化推進協議会事務局長。2000年日本フードシステム学会常任理事。著書に『外食産業の現状と展望』(共著:地球社)
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