アジアの工業化と農業・食糧・環境の変化―タイ経済の発展と農業・農協問題に学ぶ

アジアの工業化と農業・食糧・環境の変化―タイ経済の発展と農業・農協問題に学ぶ

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  • サイズ A5判/ページ数 189p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784811901770
  • NDC分類 612.237
  • Cコード C3061

出版社内容情報

東南アジア経済は、1980年代半ばから90年代半ばまでの約10年間、大きな飛躍のあと、厳しい不振期を迎えている。急激に変化を続けるアジア経済を、タイにおける工業化の下での農業・食糧・環境問題を中心に分析し、発展の方向を探る。


第1章 アジアの経済成長と農業・農協問題に関する論点整理
第2章 アジアの工業化と農業問題におけるタイの位置づけ-韓国型(農村人口流出・労働者化)とタイ型(出稼ぎ農民への依存)の比較-
第3章 タイの工業化と農業問題
第4章 タイにおける農業協同組合の歴史的経過と現状
第5章 途上国経済の自立化と協同組合の役割-経済民主化の担い手として-
終章 結論と残された課題
おわりに


内容説明

多国籍企業が国家を超えた権限を発揮し、新古典派経済学がこれを助けるという時代を迎えて、再びここで、協同組合を含む社会運動の役割が注目される客観情勢となっている。とりわけ発展途上国においては、これまで上からの民衆支配のための組織化を目的に発展させられてきた協同組合を、人々の要求実現のための協同活動組織としてさらに社会開発の重要な手がかりとして改革することは、今日における歴史的課題といえる。

目次

第1章 アジアの経済成長と農業・農協問題に関する論点整理
第2章 アジアの工業化と農業問題におけるタイの位置づけ―韓国型(農村人口流出・労働者化)とタイ型(出稼ぎ農民への依存)の比較
第3章 タイの工業化と農業問題
第4章 タイにおける農業協同組合の歴史的経過と現状
第5章 途上国経済の自立化と協同組合の役割―経済民主化の担い手として
終章 結論と残された課題

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