出版社内容情報
EUの共通農業政策(CAP)の改革を分析し、現代の農業政策のもつ意義と役割、そして問題点を指摘するとともに21世紀のヨーロッパ農業と環境、農業政策と環境政策のありようを展望する。
第I部 ヨーロッパ農業-「共通農業政策」のもとでの発展-
第1章 なぜ農民を支持するか-農業はなぜ現在もとくに保護された産業なのか-(村田 武)
第2章 共通農業政策はどのようにつくられたか-農民とヨーロッパの政治-(村田 武)
第3章 EUはどのように農業を支持しているか(村田 武)
第4章 農業革命(村田 武)
第II部 世界経済とヨーロッパ農業
第5章 貿易戦争への道-過剰生産・余剰農産物と国際政策-(溝手芳計)
第6章 大改革? -ヨーロッパ農業の世界システムへの適応-(溝手芳計)
第7章 共通農業政策改革とウルグアイ・ラウンドの農産物貿易への影響(石月義訓)
第III部 ヨーロッパ農業とその将来
第8章 ヨーロッパ農業と環境(田代正一)
第9章 「バイテク」革命-低収入で高産出を-(田代正一)
第10章 21世紀のヨーロッパ農業(横川 洋)
訳者あとがき
目次
第1部 ヨーロッパ農業―「共通農業政策」のもとでの発展(なぜ農民を支持するか―農業はなぜ現在もとくに保護された産業なのか;共通農業政策はどのようにつくられたか―農民とヨーロッパの政治;EUはどのように農業を支持しているか ほか)
第2部 世界経済とヨーロッパ農業(貿易戦争への道―過剰生産・余剰農産物と国際政策;大改革?―ヨーロッパ農業の世界システムへの適応;共通農業政策改革とウルグアイ・ラウンドの農産物貿易への影響)
第3部 ヨーロッパ農業とその将来(ヨーロッパ農業と環境;「バイテク」革命―低投入で高産出を;21世紀のヨーロッパ農業)