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内容説明
子どもの描画を通して、すべての子どもがその年齢を十分に生ききって発達しているかどうかを分析し、保育内容を豊かに発展させてきた“さくら・さくらんぼ”保育の真髄を展開する。
目次
序章 子どもはえがく
第1章 1歳から6歳までの描画
第2章 A男の絵が語るもの
第3章 B子の絵が語るもの
第4章 子どもは変わる―人間の子どものすばらしい可能性を絵にさぐる
第5章 物語の絵
第6章 私が最後に担任した子どもたちの絵
著者等紹介
斎藤公子[サイトウキミコ]
1920年‐2009年。保育実践家。富山市生まれ。東京女子高等師範学校にて、倉橋惣三の指導を受け、戸倉ハルより「リズム表現」を学ぶ。のちに「律動」を西垣都美に、「リトミック」を小林宗作に学び、独自の「リズムあそび」を生み出す。宮武辰夫から知的障害のある子どもの描画について教えを受けた。1956年、埼玉県深谷市に「さくら幼児園」開園。統合保育の映画の記録「さくらんぼ坊や」シリーズが製作され、1986年「アリサ ヒトから人間への記録」が文部省特選。斎藤公子の保育実践は“さくら・さくらんぼ保育”として全国に広がった。晩年、オランダから来日した重度の脳性麻痺の子どもの保育にも尽力し、2003年には「第7回内藤寿七郎国際育児賞希望大賞・生命の尊厳賞」を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。