出版社内容情報
文章題が苦手という子は、文章のなかから「求める量」をさがしだすのが苦手です。
ところが、「かけ・わり図」を使って「わかっている量」と「求める量」を図にあてはめていけば、〈難問〉をかんたんに解くことができます。
楽しみながら「考えるコツ」が身につきます。
0.かけるの?わるの?どうするの?
かけ算の問題?わり算の問題?
かけ・わり図で考えよう
かけ・わり図と3つの型
Iの型の問題をやってみよう
IIの型、IIIの型の問題をつくってみよう
1.平均はなんのためにやるの?
ああ、平均点……
水そうの図で平均を考える
平均と1あたり量
2.〈こんでる〉〈すいてる〉はどうはかる?
満員電車でGO!!
ロッジにとまるときは?
どっちがとく? 宝あてゲーム
トマトがたくさんとれるってどういうこと?
お米の収穫度からとれ高を計算しよう
値段で勝負だ!!
くらべてびっくり人口密度
うそ作文を見やぶれ!
人口密度で国盗りゲーム
3.世界は〈速さ〉であふれてる
印刷機の速さを知ってるかい?
スペースシャトルのスピードを追いかけよう
高速自動車道を走る
回転ずしで算数しよう
この世に等速ってあるの?
時刻表でドッキリ! 新幹線の平均時速は?
渋滞ってなに?
4.〈速さ〉の難問に挑戦!
分速はむずかしくないよ
m速ってなに?
スピード・ランキング
スピード・ビンゴ
名コーラのビンが工場を流れる
駅のようすが流量でわかる
東名高速道の交通量は?
朝のラッシュはどこでもたいへん
〈ゆりかもめ〉の運転本数で算数しよう
8.社会とつながる単位あたり量
世界の国々をイメージしよう
新聞の統計から問題をみつけよう
おまけ.文章題につよくなるゲーム
文章題スリーカード
文章題でナイス・ショット
文章題フィッシング・ゲーム
内容説明
本書は子どもたちに「考える楽しさ」を教える、貴重な本である。「かけ算もわり算もできるが、この場合はかければよいのかわればよいのか、それがわからない」という子どもたちに、かけ算の基本を表す図(かけ・わり図)を使って、視覚的なイメージをもって考える手だてを教えてくれる。ゲームやパズルをはさみながら、適当な感覚でくり返し、いろいろな問題に応用しているので、楽しみながら知らない間に「考えるコツ」を身につけることができる。
目次
0 かけるの?わるの?どうするの?
1 平均はなんのためにやるの?
“こんでる”“すいてる”はどうはかる?
3 世界は“速さ”であふれてる
4 “速さ”の難問に挑戦!
5 ものの濃さを実験しよう
6 密度がきめて!“浮き・しずみ”
7 流れの量からくらしが見える
8 社会とつながる単位あたり量
おまけ 文章題につよくなるゲーム
著者等紹介
市川良[イチカワリョウ]
東京都練馬区立光が丘第6小学校教諭
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