内容説明
だれでもできる有名無実化のノウハウ。右も左も、老いも若きも。歴代センセイたちの悶絶発言を総教材化。楽しく学んで、異次元単語への免疫力を身につける。
目次
第1部 ぼかし言葉の基礎(あなたの政界語レベルチェック;例外を無限に拡大する「原則として」;判断の根拠を曖昧にするのに便利な「総合的」;その他のぼかし言葉)
第2部 きれいごとの(無)意味論(崇高な理想の骨抜き法;もふもふ言葉と見得切り表現;カタカナ言葉のスタンドプレー術)
著者等紹介
アーシー,イアン[アーシー,イアン] [Arthy,Iain]
カナダ人のフリー翻訳家、ことばオタク。1962年生まれ。1984年から3年間、日本の中学校で英会話講師を務めるとともに、日本語を独学で習得。現在、日本在住。翻訳のかたわら、古文書解読などの研究にいそしむ。漢字に目がなく、永遠の日本語学習者を自覚(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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OHモリ
17
「日本の政治家はずいぶんおもしろいことを言うんだ」(あとがき)と気が付いたカナダ人の翻訳家が書いた日本の「政界語」解説本、もちろん内容は風刺ばっちり満載!・外国人なのに、いや外国人だからこそ客観的にしかもスルドく分析できているのだろうと思う。 第1章「ぼかし言葉」 「原則として」「総合的」「特定」「適切」「不適切」「など」・・・続きはブログで→ https://plaza.rakuten.co.jp/drunk4374books/diary/202404210000/2024/04/09
旅猫
0
単語編と言われているが、私の想像とはかなり違った編集だった。『会話編』の方が面白いと思う。2025/04/25
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- 和書
- 炎症 〈11-1〉