深海ロボット、南極へ行く―極地探査に挑んだ工学者の700日

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深海ロボット、南極へ行く―極地探査に挑んだ工学者の700日

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  • サイズ 46判/ページ数 264p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784811808642
  • NDC分類 558.3
  • Cコード C0026

内容説明

いったい、そこは、どんな世界だったのか?水中探査ロボットの工学者が、日本初の南極用探査機をつくった!その開発から、極地の湖底に潜航させるまでの怒濤の日々を描く。

目次

プロローグ 超深海の世界から
1章 深海ロボット、南極をめざす(深海に潜ったら、南極が見えてきた;南極用ロボット開発、始動;ROV完成からはじまるつぎのステージ)
2章 深海ロボット、南極に立つ(いざ、南極へ;ようこそ、きざはし浜小屋へ;嵐のなかの南極生活)
3章 深海ロボット、南極で潜る(南極調査用ROV、ロールアウト!;南極で水中ロボットにしかできないこと;南極をあとにして)
エピローグ 南極へと続くそれぞれの物語

著者等紹介

後藤慎平[ゴトウシンペイ]
1983年、大阪生まれ。筑波大学大学院博士後期課程修了。博士(工学)。第59次・第65次南極地域観測隊(夏隊)。民間企業、海洋研究開発機構を経て、東京海洋大学助教。専門は深海探査機の開発、運用。2014年から生物研究にまつわる海洋機器開発に取り組み、2018年には南極の湖底に生息するコケボウズを水中ロボットで撮影する、世界初のミッションを成し遂げた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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ぶんこ

39
ロボット工学者が、南極の湖に生息する生物を探査する『ROV』という遠隔操作の水中探査機を僅か半年足らずで自作し、南極観測隊員となる。今回は憧れの昭和基地には立ち寄らず、真っ直ぐに「きざはし浜」へ。天候悪化による物資補給や観測延期に見舞われる日々。炊事班もいない観測隊員での炊事。「風呂もねえ、トイレもねえ、ネットもねえ場所で、誰が『遊び』で『命がけの野宿』をしたいものか。第一次観測隊員たちが、何も無い場所に挑戦していったからこそ、いまの南極観測昭和基地の活動が成り立っている。」読んでいて感動でウルウル。2024/02/19

tetsubun1000mg

20
タイトルから深海ロボットが南極の深海を探索する話かと思ったら、南海大陸内の湖沼を探索するドキュメンタリーでした。 思っていた内容とは違ったが、深海を探索するロボットの構造や作成するために求められる性能が大まかにはつかめた。 深海潜水艇とは違って探索機を有線で沈めて船上からモニターや探索機から送られるデータを随時確認しながらの操縦になる。 探査の状況だけではなく、南極での食事や風呂など、南極生活のための事前の研修会や合宿などの様子も興味深い。 南極ではオゾンホール破壊の影響で紫外線が凶暴なのも驚きでした。2024/02/05

月をみるもの

20
わりと身近に南極行ったことのある人がいっぱいいるのだが、ほぼ理学系の人だし、映画とか記事になるのは料理人とか新聞記者。なので工学系やロジ関連の人の話をここまで詳しく知る機会はなかなかない。日本という最近まではわりと豊かだったはずの国が、半世紀以上の探査を行っても、長期的・継続的にカバーできたのは昭和基地から白瀬氷河までの100km圏くらい。広い広い南極大陸のごく一部でしかない。月とか火星では、人より先にロボットが探査することになるのだろう。著者たちロボット工学者に、まずは南極でガンバってもらわんと。2023/12/16

すくすく

12
面白かった。工学博士がROVという水中探査機を自作して南極の調査に同行した奮闘記。様々な分野の専門家である隊員一人ひとり重要なミッションを胸に南極に向かうのだ。その隊員も研究者であるわけで皆が極地探検に長けているわけではない、日本国内の何度かの訓練を経て、研究費も潤沢にあるわけでもないなかひたむきに研究と準備に奔走する著者にエールを送りたくなった2024/08/04

ぽけっとももんが

12
南極好きなので、たしかコケボウズもどこかで読んだ。南極料理人の本も読んだけれども、そのおいしそうなご飯にありつけない人もいるのか。昭和基地ではないところに拠点を置く湖沼チームはきざはし浜でキャンプする。越冬隊ではなく夏隊なので雪もなかったり気温が低くても太陽が出ていたら汗ばむほどらしい。深海ロボットなど新しいツールで南極についてもいろいろ理解が深まるのが楽しみだ。読み終わってTwitterみたら国立極地研究所がコケボウズの写真あげてました(LINEスタンプも持ってる)。2024/04/12

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