若者の貧困・居場所・セカンドチャンス

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若者の貧困・居場所・セカンドチャンス

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  • サイズ B6判/ページ数 240p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784811807829
  • NDC分類 367.6
  • Cコード C0036

内容説明

学校から離脱していく10代。使い捨てられて無業となる20代、30代―。学校と社会のミゾに落ちたとき、いつでもやりなおせる仕組みをつくれるか。実践者と研究者による報告と提言。

目次

序 子ども・若者支援がめざすもの(「高校中退」から「セカンドチャンス」へ)
第1部 現場でいかす(現場のための「生活保護」入門―私たち自身のまなざしが問われている;現場のための「発達障害」入門―子どもの特性を医療の視点から理解する;現場のための「相対的貧困率」入門―相対的貧困率と子どもの貧困対策法を考える)
第2部 現場からはじまる(市民が伴走する地域若者サポートステーション 静岡方式―働きたいけれども働けない若者たちと;学校と社会のすきまを埋める支援ネットワーク 札幌―新規の来談、毎月40名;少年院を出た若者たちのネットワーク セカンドチャンスを支える―少年院出院者として;地域でサービス、モノ、カネ、ヒト、情報がまわる仕組み 横浜―就労支援から地域経済の再生へ)
第3部 視点をひらく(日本の現実と各国の若者政策―若者が自立できる環境をどうつくるか;普通に安心して働くことが困難な時代に―居場所という“社会”を考える;問題提起を受けてのトーク―見えてきた課題と新しい社会のモデル)

著者等紹介

青砥恭[アオトヤスシ]
NPO法人さいたまユースサポートネット代表理事。1948年生まれ。元埼玉県立高校教諭、現在、明治大学・埼玉大学講師。子ども・若者と貧困、自立支援問題を研究する。2011年、さいたまユースサポートネットを設立し、さいたま市において居場所のない若者の支援活動をおこなっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆう。

28
孤立化する若者、貧困に陥る若者、引きこもる若者など、若者をとりまく社会問題について、実践現場と研究的視点から考えることができた本でした。稲葉剛氏は日本における餓死者が1995年以降急激に増えている事実を指摘しし、深刻化する貧困の実態を指摘しています。また、宮本みち子氏は若者支援のなかで伴走型支援の重要性を指摘しています。中西新太郎氏は居場所づくりの大切さを指摘しています。若者にとって「あなたはあなたのままでいい」と寄り添える存在が必要ではないかと読みながら考えました。2015/10/15

壱萬参仟縁

28
貧困目安は可処分所得が4人世帯で244万円以下(10頁)。子供をただ飯食いと考えるだけではいけない。将来の人的資本、文化資本と考えて先行投資するのが親の役目だ。といっても、私には子供はおらんけど。年1人61万円では、国民年金満額の79.2万円よりも低いのではやっていかれぬ。私の経験では、彼等は図書館の本で独学し、それでも受かる大学を目指せばいいと思う。高校までの学費、生活費はバイトでカヴァーし、なんとか大学に入るまで頑張って、そこからは特待生で奨学金狙いがよい。2015/09/29

Yuko

4
<若年無業者が増加している。学び直し、居場所づくり、就労支援を実現する貧困研究の知見と、先進的な実践者が集い、安心して生きられる社会へのモデルを指し示す。2013年開催の連続講座とシンポジウムに加筆し書籍化。> 子どもを取り巻く貧困、格差、不登校、発達障害、就労、自立など、様々な問題と、現場での具体的な取り組みについて知ることができた。国がやらないから、現場からやっていくしかないのだろうか。地域づくりを核とした若者支援の仕組みを構築する重要性は分かったが、どこからどう手をつけていいのだろう・・・。 2016/04/15

awa

2
現代における若者の貧困、苦境をパンフレット的に紹介する本といった印象。まったく事前知識を持たない人が最初に手にするにはいいかもしれないがそれより少しでも深い知識が必要な人が満足する内容は一切無い2016/08/20

Hachi_bee

0
今最も関心を寄せているテーマ。最終章で「こうすべき」論が展開されていますが、「じゃ、読者は何から始められるの?」というアドバイスがなく消化不良。p44l1「」そのかん6か月」、p52l3「餓死者にかんする」と『間』『関』が平仮名になっている。気になって仕方なかった。何かメッセージが隠されているのか?2016/03/20

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