内容説明
先生にも友だちにも言えない悩みを相談できる。豊富な情報が集まり、自由な議論がわき起こる。教師の手に負えないクラスの難題が、奇想天外のアイデアで解決されていく…。子ども自身による問題解決の仕組み!
目次
第1章 仕組みとしての子ども裁判
第2章 「子ども参加」への転換点
第3章 奮闘する班長会
第4章 人権委員会の誕生
第5章 コルチャックと子ども裁判
第6章 友だち委員から世界会議へ
著者等紹介
平墳雅弘[ヒラツカマサヒロ]
1956年、岐阜県大垣市生まれ。二十六年間にわたる中学校勤務をへて、2007年より、岐阜県内の公立小学校教諭。現在、大垣市立安井小学校勤務。専門は美術。コルチャックの「仲間裁判」に着想を得た、子ども自身による問題解決の仕組みとして「子ども裁判」を考案・実践し、いじめや不登校などさまざまな問題に向きあってきた。2010年、国際コルチャック会議で「子ども裁判」の実践を発表。中日教育賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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