内容説明
生活習慣の違いをどうする?連れ子と再婚相手との関係、周囲に再婚家庭だと告げるコツ…子どもの姓や親権変更、養子縁組、夫婦の財産問題…子連れ再婚にかかわるすべてがわかる一冊。
目次
1章 再婚家庭、タイプはいろいろ
2章 ステップファミリーの基礎知識
3章 ステップファミリーになる
4章 ステップファミリーに関する法律と手続き
5章 いちばん大切な子どものこと
6章 後悔しない新生活の迎え方
著者等紹介
新川てるえ[シンカワテルエ]
NPO法人Wink理事長。家族問題カウンセラー。1964年、東京都生まれ。十代でアイドルグループのメンバーとして芸能界にデビュー。その後、二度の結婚・離婚経験を生かし、97年12月よりインターネット上でシングルマザーのための情報サイト「母子家庭共和国」を主宰。2002年、NPO法人Winkを設立。子どもの健全育成と家族問題に悩む女性の自立支援活動を開始する。シングルマザー・コメンテーター、家族問題カウンセラーとして、雑誌やテレビなどで発言(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まったん
5
たくさんのステップファミリーの事例が載っていて、様々な家族構成、それぞれの環境や悩みがあり、家族ってなんだろう、子供ってなんだろう…と改めて考えてしまった。シングルファザーと付き合っている私の未来があまり明るいものではないのは十分わかってはいるけど、それでも相手を嫌いになれないので、腹をくくって生きていくしかないのかな…、なんて思ったり。法的な事や精神的な面などを含め、ステップファミリーの方や今からステップファミリーになる方は一度この本を手にとってみるのも良いと思います。2017/06/20
あお☆
3
子連れ再婚をする予定はないが、図書館でふと手に取って読んでみた。読むうちにいろんなパターンがあるものだと感慨にふける。そういえば・・・と、周りの人たちの心情に思いをはせたりした。「恋愛体質」の著者の実体験も興味深い。こんなに赤裸々に書いちゃったら継子がかわいそうじゃないのか?ともあれ、法律的な手続きはよく調べておく必要がありますね。2011/09/25
サオリ
2
図書館本。 いろんなケースがあるんだなぁと勉強になった。 難しく考え過ぎない、気負い過ぎ無い。 事前にちゃんと話し合う。 共通の夢、目標を持つ。 2018/10/25
kazuo dobashi
1
子連れ結婚を考えているなら必ず読むべき。様々な事例がこれでもかと載っており、どんな困難があり得るかを把握できる。かなりの不幸を回避できるだろう。市役所とかで配布しても良いぐらい役に立つ。ただ、著者の考え方はあんまり好きではない。2012/12/05
Cresson
1
知人がシングルマザーと事実婚を始めたので、なんとなく手に取った。すこし読み始めてから、あ、自分ってセメントベビーだったと気付いた。無意識恐るべし。継子を無理に愛そうとしないという考え方もあるようだよ、と機会があれば知人には言ってあげようかな。2011/09/11