出版社内容情報
この本は、子どもが親の離婚という転機を受けとめるのをサポートする本です。離婚を考えている親のための本でもあります。物語とともに、各ページに両親のための具体的なヒントとアドバイスがあります。
この本のなかに、子どもたちはきっと見いだすでしょう。親の離婚という経験をともに乗り越えてくれる友だちを。主人公のココが、ぼくの、わたしの気持ちをわかってくれているということを。そう、主人公のこぐまのココは、男の子でも女の子でもないユニセックスな存在です。ココをとおして子どもたちは、新しい生活と、そして自分の気持ちとうまくつきあう方法を見つけていくでしょう。
子どもに離婚を告げるとき
別れのショックととまどい
電話したい想いを切らないで
子どもの感情のあるがままを
よりよい経過のために
「ふつうの家族」って?
学校への報告は気が重いでしょうが
離婚後も子育てのパートナーとして
時間がたてばいまの不安も
夫婦の別れは親子の別れではない
あなたはきらいな相手でも
別れた相手の悪口は
わりきれない思いはわかりますが
いい時間を重ねることこそが
訳者からのメッセージ 中川雅子
「探していた本に出会った!」。この絵本(原書)を読んで心うたれました。
両親の離婚でゆれる幼いこぐまの Koko の心が、温かい目でていねいに描かれています。離婚調停委員という仕事をとおしてこの問題に関わっている私たちにも、たくさんの視点を与えてくれます。
<夫婦の別れを親子の別れにしないために>ココの絵本からヒントを得て、それぞれの親子にあった方法で、親子の付きあい方を踏みだして下さい。
内容説明
この本のなかに、子どもたちはきっと見いだすでしょう。親の離婚という経験をともに乗り越えてくれる友だちを。主人公のココが、ぼくの、わたしの気持ちをわかってくれているということを。そう、主人公のこぐまのココは、男の子でも女の子でもないユニセックスな存在です。ココをとおして子どもたちは、新しい生活と、そして自分の気持ちとうまくつきあう方法を見つけていくでしょう。この本は、子どもと親がいっしょに離婚を乗り越えるのをサポートする本です。離婚を考えている親のための本でもあります。物語とともに、各ページに両親のための具体的なヒントとアドバイスがあります。
著者等紹介
ランスキー,ヴィッキー[ランスキー,ヴィッキー][Lansky,Vicki]
1942年、アメリカ・ケンタッキー生まれ。ニューヨークで育つ。71年よりミネソタ在住。離婚をへて83年、Book Peddlersという小さな出版社を設立
中川雅子[ナカガワマサコ]
1941年、台湾台北市生まれ。母親と2人で引き揚げ後、高校卒業まで九州で育つ。国際基督教大学卒業。私立中・高校、家庭塾での英語教師をへて、現在、家庭裁判所調停委員。千葉県柏市在住
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