出版社内容情報
障害がある、在日である、女である。そんな二人のマイノリティに選ばれた年下の男性パートナーは、皿も満足に洗えない「男」だった!
家事修業や子育ての葛藤のなかで、マジョリティとしての自分を変え、パートナーへの差別を共有し、女性と共に歩みだした男たち。
そのとき、男社会が内側から変わる。
はじめに 辛淑玉
男たちから〈パート1〉出会って惚れて、家事で泣いて
1 男を鍛えるってラクじゃない
2 恋を語れば波乱万丈
3 学校と病院が大キライだった!
4 宇宙(うみ)ちゃんから喜びをもらう日々
男たちから〈パート2〉子育てがボクを強くした
5 マイノリティの胸のうち
6 幸福になるために政治的になる
男たちから〈パート3〉新しいパートナーシップへ
あとがき 安積遊歩
内容説明
私の存在がまるごと政治だ!マイノリティの目が見ぬく差別のポリティクス。
目次
男たちからパート1 出会って惚れて、家事で泣いて
1 男を鍛えるってラクじゃない
2 恋を語れば波乱万丈
3 学校と病院が大キライだった!
4 宇宙(うみ)ちゃんから喜びをもらう日々
男たちからパート2 子育てがボクを強くした
5 マイノリティの胸のうち
6 幸福になるために政治的になる
男たちからパート3 新しいパートナーシップへ
著者等紹介
安積遊歩[アサカユウホ]
1956年、福島県生まれ。生後約40日で骨形成不全症と診断される。1983年から半年間、アメリカのバークレー自立生活センターで研修を受け、ピア・カウンセリングを日本に紹介。障害をもつ人の自立をサポートする「CILくにたち援助為センター」やフィリピンの貧しい子どもたちへの奨学資金援助プログラム「グループLINK」の代表。再評価カウンセリングの日本におけるエリア・リーダー
辛淑玉[シンシュクギョク]
1959年、東京都生まれ。在日コリアン三世。小中高と一貫して不登校をつづけ、かたわら六歳のときからラベルの糊り付け、ヤクルト配達、新聞配達、皿洗い、パン屋のレジ、焼き肉屋、モデル…などあまたの職業を経験する。二十六歳のとき、人材育成コンサルタント会社「香料舎」を設立、同社代表。また盗聴法反対や石原慎太郎都知事の「三国人」発言問題など、多数の社会運動に積極的にかかわっている。ラジオやテレビなどでの発言も多い
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