出版社内容情報
いま、日本の子ども・若者たちが、なぜ、自分の闇に閉じこもったり、他人との関係がつくれなかったりするのか。それをどうすればのり越えられるか。日本の子どもたちの問題とアジア・アフリカの直面する現実をどう繋ぐか。子ども・若者が希望をとりもどす課題はなにか。
プロローグ 子ども・若者から人間の希望を奪いとり、ふたたびみたび、彼らを裏切らないために
I 子ども・若者たちの闇または不寛容について
ディスコミュニケーションを超えて-パウロ・フレイレの死を悼む
子ども・若者たちの闇または不寛容について-授業のなかで考えたこと
II世界をよこせ!と叫ぶ子どもたち
子どもたちに世界を!-南アフリカの夜明けと「名誉白人」の課題
III 希望としての子ども・若者たち
日常世界のカオス(混沌)を学校に-「南」からの視座
希望としての子ども・若者たち-阪神大震災のなかの子どもたち
風穴だらけの教師へ-「関係」と「場」をつくりかえるために
IVワークショップとしての学び・教え
教育への四つの提案-『ひと』誌リニューアルによせて
ワークショップとしての授業・教育・学習
エピローグ 子ども・若者のゆくえ
目次
プロローグ 子ども・若者から人間の希望を奪いとり、ふたたびみたび、彼らを裏切らないために
1 子ども・若者たちの闇または不寛容について
2 世界をよこせ!と叫ぶ子どもたち
3 希望としての子ども・若者たち
4 ワークショップとしての学び・教え
エピローグ 子ども・若者のゆくえ