目次
序章(本研究の目的と背景;先行研究の検討;研究対象と研究方法;用語の使用について;予備的考察:企業が踊り手として参加する祭り)
第1章 これまでの阿波踊りの歴史と企業の関わり(江戸期の多様な芸態と富裕商人の関わり;阿波踊り衰退期(明治末期~大正期)における企業連の誕生
阿波踊りの観光化と企業連の参与
戦後の演舞場拡大期における企業の貢献
屋内舞台公演による芸態の変化と現代の課題
小括)
第2章 民俗芸能としての阿波踊りと現在の阿波おどり運営(民俗芸能としての阿波踊り;祭りとしての阿波おどり運営;阿波踊りの担い手集団としての連;小括)
第3章 活動実態の比較から見る阿波踊りの企業連の特徴(阿波踊りとの比較対象とする2つの踊りについて;各踊りに参与する企業連/チームの活動実態;小括)
第4章 阿波踊りの企業連を媒介として生じる多層的な社会関係(多様な参加者を包含する阿波踊りの企業連の運営;阿波踊りの企業連を媒介として生じるさまざまな社会関係;隊列の運用に見る阿波踊りの担い手の柔軟性;祭りの運営形態が担い手に与える影響;小括)
結論:民俗芸能の社会統合の力
著者等紹介
中村まい[ナカムラマイ]
新潟産業大学講師。北海道大学農学部卒業後、札幌・仙台にて市民参加型舞台創作を実践。演者として舞台に立ちながら、テアトルアカデミー仙台校などでの指導経験も積んだ。舞踊の社会的意義を立証するために、お茶の水女子大学大学院人間文化創成科学研究科比較社会文化学専攻博士前期・後期課程に入学し、2024年3月に博士(学術)の学位を取得する。帝京大学非常勤講師、横浜保育福祉専門学校非常勤講師、お茶の水女子大学基幹研究院リサーチフェローを経て、現職に就く。専門は民俗芸能の実践を通じた社会関係の醸成。演者・研究者の経験を活かした授業を展開中。「地域に学び、地域をおこす」をモットーにする新潟産業大学では、踊りを通じた地域への社会貢献を実践している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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