内容説明
本書は、1951年イランで起きたアングロ・イラニアン石油会社(現在のBP)の国有化紛争を、国境を超えて事業活動を行う企業にとっての政治リスク問題として捉え、これを国際経営問題の視点から史的分析を試みたものである。
目次
第1章 研究のフレームワーク
第2章 アングロ・イラニアン石油会社の誕生
第3章 利権協定危機
第4章 ナショナリズムの高まり
第5章 追い込まれるアングロ・イラニアン石油会社
第6章 国有化断行
第7章 完全撤退
第8章 難航する国有化紛争処理交渉
第9章 力による紛争解決
第10章 イランコンソーシアム交渉
第11章 国有化紛争事例からの教示
著者等紹介
梅野巨利[ウメノナオトシ]
1960年札幌市生まれ。1982年小樽商科大学商学部卒業。1987年神戸大学大学院経営学研究科博士課程(後期課程)単位取得退学。現在、神戸商科大学商経学部教授
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