内容説明
本書では、システムの様々な変革に関する著者の長年にわたる研究と実体験を集大成した。制度機構の変革、人間の行動、政治面からのフィードバックといった諸要素を考慮に入れた上での経済研究の書である。
目次
第1部 社会主義対資本主義(現代世界における社会主義の定義に関する諸問題;「社会主義市場経済」について;「社会主義計算論争」と社会主義諸国の改革論議 ほか)
第2部 社会主義から資本主義へ(脱共産主義へのシステム移行;中・東欧における経済移行―比較と教訓;私有・市場経済への多様な道 ほか)
第3部 ポーランドの経済改革―1989年~1993年(1981年~1988年の経済改革―概観;経済改革の政治経済学―1989年~1992年;市場経済への移行―1989年~1993年 ほか)
バルツェロヴィチとポーランド経済改革―訳者による補遺
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- 和書
- 木喰