出版社内容情報
オンライン塾の講師・能見が、「高校生の息子が四十八歳の先生に誘惑されている」というクレームのあと失踪。副社長の上谷は能見を慕う生徒二人に捜索を懇願され、翻弄される。一方、彼を助ける社長の日渡は、能見の実家で二つの死体を見つける。?み合わない能見の人物像。ストーカーの影。死体は誰なのか? 切ない叫びが胸に響くミステリー。
内容説明
オンライン塾の講師・能見が、「高校生の息子が四十八歳の先生に誘惑されている」というクレームのあと失踪。副社長の上谷は能見を慕う生徒二人に捜索を懇願され、翻弄される。一方、彼を助ける社長の日渡は、能見の実家で二つの死体を見つける。噛み合わない能見の人物像。ストーカーの影。死体は誰なのか?切ない叫びが胸に響くミステリー。
著者等紹介
矢口敦子[ヤグチアツコ]
北海道生まれ。病気のため、小学五年生で通学をやめ、通信教育で大学を卒業する。1997年「人形になる」で女流新人賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ありん
7
50代のオンラインの塾講師が突然姿を消す。ベテランの英語講師のはずが、受講生からの情報では何故か若者に人気の話題で盛り上がっていた。その上英語の力は全くついていない。行方を探すことに… 突然、演劇を観て、看板女優がストーカーされ、行方知れず。ちょっと話が飛躍していって、あちこち探すと死体が続々と出てきて、ややこしい話になった2024/12/19
わんこち君
4
20年以上も前に矢口敦子の償いを読んだ。内容はもう覚えていないが、作家の名前だけはいつまでも記憶に有り、10作近くは読んだかもしれないが、今作を手に取ったのは10年振りくらいだと思う。最初から少し読み憎いというかわかりにくい設定。突然失踪した塾講師の能見を探そうとしていたのは、生徒だったはずなのに、最後はいつの間にかでてもこない。生徒の母親の行動もあり得ないし、ストーカーと桜子の関係、読み返しても分からないな。2024/04/12
大福
4
43冊目、読了。 本編とは関係ないところで ひっかかって、序盤に集中できず…。 個人情報の扱いはこれでいいのかな。 帯に断罪できるか書かれているけど、うん。私はできるかな。 そこじゃないけど、ここはダメでしょ。みたいな感じで。 2024/03/17
ね
3
初読の作家さん。支離滅裂としていた。2025/04/10
けんこう
3
△2024/08/01