内容説明
本書は、マネタリズムの総師たるフリードマンの研究について包括的説明を試みたものである。ミルトン・フリードマンは、経済学界にとどまらず、政治、教育といった分野においてまで、世界的に多大な影響をおよぼした今世紀最大の経済学者である。
目次
フリードマン理論の背景(経済学説史上のフリードマン;フリードマンと貨幣数量説―概説)
貨幣とインフレーション(流通速度と貨幣需要;貨幣供給;経験的証拠)
理論と政策に関する問題(インフレーションの原因と性質;インフレーションと失業;ラグと景気循環;ケインジアン対マネタリストの経済政策;金融政策の役割)
市場と分析方法(市場経済学者フリードマン;方法論)
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- 経済学のどこが問題なのか