内容説明
リンゴの王様『ふじ』は、「富士山のすそ野のように世界中に広まってほしい」「津軽の里・藤崎町で生まれ育ったのだから町の名前をつけたい」と、さまざまな思いがこめられて名づけられました。
目次
1 リンゴの『ふじ』ってなに?
2 祖先はアメリカからやってきた
3 必死の思いが『ふじ』を見出す
4 『ふじ』が生まれる
5 なかなか広がらなかった栽培
6 だれもが栽培できる技術を求めて
7 『ふじ』を栽培したい
8 『ふじ』の時代がやってきた
9 風にもたえた!
10 世界へ広がる
著者等紹介
小泉光久[コイズミミツヒサ]
1947年生まれ。国学院大学経済学部卒業。農業・農村、少子高齢化をテーマに編集、制作に携わる
土屋七郎[ツチヤシチロウ]
1936年長野県生まれ。千葉大学園芸学部卒業。元果樹試験場育種部長。1959年農林省東北農業試験場園芸部(青森県藤崎町)に着任。リンゴの育種、導入わい性台木の特性検定、優良わい性台木の育種にたずさわる。農林水産省職員表彰(1995年)、日本農業研究所賞(2008年)受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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