内容説明
九州は大分市の郊外の道を、銀色のミニバンが走ってきました。ハンドルをにぎっているのは、「ユーミン先生」こと、獣医師の金只由美子先生。動物のお医者さんです。このミニバンは、走る動物病院なのです。
目次
1 ユーミン先生、走る!
2 真夜中の患者さん
3 夢をおいかけて
4 ユーミン先生、子ダヌキに会う
5 子ネコは、だれが飼う?
6 残される動物たち
7 戦火の動物たち
8 ありがとう、しあわせだったよ!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
瑪瑙(サードニックス)
38
車での移動動物病院。そこに至るまでには紆余曲折があったけれども、決して夢を諦めなかったユーミン先生。素晴らしいと思いました。『戦火の動物たち』涙が出ました。動物に罪はないのに。全部人間が悪いのに。戦争なんて無くなればいいのに。本当に人間が一番罪深い。ユーミン先生の御活躍をお祈りします。2017/02/06
ユキ@うろちょろ
2
車による移動式の動物病院で、飼い主さんからの緊急コールに休む間もなく駆け付ける獣医さんのお話。人と動物の関わりや、先生の動物と向き合う姿勢などが詳しく述べられていて興味深く読めました。ただちょっと短め。2013/10/25
すずえり
1
移動動物病院のお話。 中学年から読めそうでした。2013/09/28