哲学のおやつ 戦争と平和

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  • サイズ A5判/ページ数 39p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784811387192
  • NDC分類 K319
  • Cコード C8310

目次

力がすべてを決めていたころ
力じゃなくて、ルールを
ルールを守らせるための力
みんなの力
弱肉強食のおきては終わった
社会の中で生きる
平和は自然なものではない
平和な世界はたえずつくられている
…さもないと戦争だ
国だって、ほうっておけば戦争になる
平和…もしうまくいくなら
白旗
戦争はますます危険になっていく
国と国のあいだの平和
平和はとてももろい
平和な世界をつくるために、国々のリーダーたちは話し合う
平和な世界をつくるために、国々は戦争の準備をする
平和って、今日のこと
哲学のおやつノート

著者等紹介

ラベ,ブリジット[ラベ,ブリジット][Labb´e,Brigitte]
作家

ピュエシュ,ミシェル[ピュエシュ,ミシェル][Puech,Michel]
ソルボンヌ大学で哲学を教える

西川葉澄[ニシカワハスミ]
上智大学他講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Natsuko

17
図書館のイベント棚にて。友を見習い戦争の歴史を学び直さなくてはと思いつつ、読みやすそうな一冊をセレクト。著者はフランスの哲学者。子供・若者向けに「なぜ戦争はいけないか、どうすれば戦争のない世界を実現できるのか」を諭し、「おやつを置いて話し合ってみよう」と呼びかける。ありきたりな表現しかできず歯がゆいが、深い。「人間がけんかをするのは本能だよ、本能というのは習っていなくてもできること。だから、放っておけば戦争が起こるのは自然なことなんだ。」過去の戦争を忘れてはいけない切実な理由を噛みしめた。2021/08/08

かいゆう

3
10代からの考えるレッスンと書いてある通り、戦争と平和について、例をあげてなぜ戦争が起こるのかなど子供にわかりやすく説明されています。戦争がどれほどひどい状況をもたらすかということまでは書かれていません。それについて「みんなで話し合いをしてみよう」「例えばこういうことについて話してみよう」と理解し、自分で考え、相手の意見を受け入れるための本のようです。「平和というものが自然なものではないと知る事が大切だ」という言葉がとても大事に思えました。2012/10/23

はるる

1
「警察官に向かって、警察官としての力を使ってはいけないなんて誰も言わない」→日本では割と普通に言うよな…。 平和を維持するために何が必要なのか、改めて考えさせられる。忙しさにかまけて、世間の危うい雰囲気に流されないこと、世界中に友達を作ること、何より、考え続けることが大事。2018/03/15

なゆみ

1
戦争は大きな喧嘩のこと。 戦争をしないために、武器をもち、抑止力を身につける。 個人に置き換えてもそうだと思う。抑止力を蓄えていきたい。人間個人としての抑止力とは、「知」であると思う。2017/11/12

Ryou Honna

1
戦争と平和という有名な書籍を借りるつもりが10代入門編になってしまいました。しかし内容はしっかりとしています。こういった内容を子どもたちに考えさせると思わぬ意見が出てきて面白いですよね。戦争はだめだよという一方、ケンカすることがある子どもたち。喧嘩はだめだよとか、人を傷つけてはいけないとか、口だけでなくて、道徳的な部分をもっと考えさせる時間が今の教育には必要なのではないでしょうかね。算数や国語や英語なんてできなくていいから、自分なりの哲学をはぐくみ、協力して生きていけるような教育をしたいです。 2013/10/11

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