内容説明
18トリソミーの子は、5千人から7千人に1人の確率で生まれます。「染色体」という体をつくるプログラムが、ふつうの人とほんの少しだけちがうために、体のあちこちに病気がおこってしまうのです。そして、この病気の子は、なんとか生まれてくることができても、1さいまでに多くの子が亡くなってしまうのです…。
著者等紹介
わたなべえいこ[ワタナベエイコ]
1973年東京生まれ。10歳の長女、長男凱晴の2児の母。銀行職員、ダンサー、体操コーチなどを経験し結婚、出産。現在介護の傍ら、在宅にてデザイン業や、『ポエム工房』で作詞、『おからパン工房』でパン職人をしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Naomi
18
図書館で目に留まり読んでみました。可愛い笑顔。癒されます。2023/05/01
ぽけっとももんが
0
先日松永正訓氏の「運命の子 トリソミー」を読んだ。この凱晴くんも18トリソミーで、過酷な手術を受けて晴れて小学生になった。「運命の子」で、彼らに積極的な治療や手術をするか否かという選択について書かれていたけれども、やはりこれは家族しか答えの出せない問題だと思う。「脳が壊れた」かいくんの、素晴らしい生命力と可能性に拍手。2014/04/25
楓 a
0
生きはってよかったなぁ。2011/02/22
どんぐり
0
かいくん6歳になりました。笑顔が最高!これまでの回訓を家族を次々と襲った苦労の連続。一時は脳症の後遺症で、全身が硬直して表情もなくなるなど辛い思いをして、次々、命を守るために手術をしなければいけないかいくん・・・。同じ病気の子を持つ人には、勇気を与えてくれる本であると思う。2010/05/21