戦争孤児ロンくんの涙―さよなら、ぼくの国ベトナム

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  • サイズ A5判/ページ数 175p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784811380797
  • NDC分類 K936
  • Cコード C8095

内容説明

一九六〇年から一九七五年まで続いたベトナム戦争。百万人以上のベトナムの子どもたちが、この戦争の間に家族を失い、孤児となりました。七歳の少年、ロンには大好きなおばあちゃんがいました。けれども、やがて二人で暮らしていくこともできなくなり…。

目次

1 ひとりぼっちの少年
2 サイゴンでの新しい生活
3 ホルト・センターで
4 新しい家族
5 脱出
6 C5A機の墜落
7 ベビーリフト作戦
8 自由への飛行
9 暴風の眼の中へ
10 新しい生活
11 ふたたび祖国へ

著者等紹介

ウォーレン,アンドレア[ウォーレン,アンドレア][Warren,Andrea]
米国ネブラスカ大学でイギリス文学修士号をとり、高校で英語と歴史の教師をした後、カンザス大学でもジャーナリズムで修士号を取得。ジャーナリスト、作家となる。ノンフィクションの作品は、ボストン・グローブ=ホーン・ブック賞をはじめ、世々の賞を受賞。現在、カンザス州カンザスシティーに在住している

もりうちすみこ[モリウチスミコ]
福岡県生まれ。九州大学教育学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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nekopon

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戦争が起こると、いつも、何の罪もない子どもたちが犠牲になります――ベトナム戦争で孤児となったロンくんが、苦難を乗りこえ、やさしいアメリカ人夫婦に引き取られるまでの実話に基づいた物語。大人になってからベトナムを訪れたときのことも記されている。日本ではあまり知られていない「ベビーリフト作戦」のこと、その陰にどんな努力があり、傷ついた子どもたちがどんなに救われたかが分かる。2008/10/07

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