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著者等紹介
高村忠範[タカムラタダノリ]
1954年、山梨県生まれ。和光大学人文学部科卒業。イラストレーター。松戸市在住
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
姉勤
33
武者の亡霊に耳が取られる琵琶法師の話は、おなじみだろう。鬼神も涙を禁じ得ない、平家物語の弾き語りの名手の芳一に降りかかった怪異譚。ろくろ首のほうは、おなじみの首が伸びて行燈の油を舐める女性の話ではなく、首は完全に分離して飛行する。そして食らいつく妖怪と、元武士であった豪傑僧侶のはなし。こちらは日本というよりも、唐宋の伝奇な感触。2021/08/26
かおりんご
30
読み聞かせ(132)一回に読む分量が多くなるので、分けて読んだ。難しい表現が多く、途中わかりやすく変えた。子供たちリクエストだったけれど、怖くなかったらしい。読み方の工夫が必要。2014/09/25
紅花
8
怖いです。2016/07/05
Misa
5
5年生向け図書館を使った授業「日本の言の葉」のため勉強中。 平家物語つながりで紹介する予定。子どもの頃、私はこのお話がものすごく怖くて苦手でした。どうでもいいことですが、この本を探す時につい作者記号「ヤ」で探しちゃうクセが抜けないのです。2012/06/24
ぷるぷる
3
子どもに読み聞かせ。でも聞かせてあげてる方ももうスッカリ忘れてました。耳なし芳一は何となく覚えていたけどろくろ首はひょっとしたら読んだことなかったかもしれない。ろくろ首って首が長いお化けだと思ってましたが、首は飛んでしまうんですね。2つの話とも怖いっていうより痛そうです。子どもは結構ビビってましたので、読むなら夜は避けたほうが良いみたいです。2013/12/27