内容説明
千年以上もまえから、日本人は日記を書いていた。海外では、十代の少女が、世界でいちばん有名な日記を書いた。いまも昔も、たくさんの人に読まれてきた日記の数々…。そこには、どんなことが書かれているのか。そして、どんな思いがつまっているのか。さあ、いっしょに、名作とよばれる日記をのぞいてみよう。
目次
その1 日本最初の日記文学『土佐日記』
その2 女の悲劇の一生を書く『かげろう日記』
その3 ハッピーエンドの恋日記『和泉式部日記』
その4 するどい観察力が光る『紫式部日記』
その5 夢に生きた人の日記『更級日記』
その6 世界一有名な少女『アンネの日記』
著者等紹介
向後千春[コウゴチハル]
1958年東京生まれ。早稲田大学第一文学部卒。早稲田大学人間科学部助教授。専門は教育工学・教育心理学。2児の父
玉城あかね[タマキアカネ]
1968年生まれ。女子美術大学産業デザイン科卒。書籍、雑誌等で多彩なイラストを描いて活躍するイラストレーター
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。