文豪×ミステリー傑作集 文豪の書斎は謎で満ちている<br> 途上―戦慄をあなたへ

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文豪×ミステリー傑作集 文豪の書斎は謎で満ちている
途上―戦慄をあなたへ

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  • サイズ 46判/ページ数 229p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784811332970
  • NDC分類 K913
  • Cコード C8393

出版社内容情報

日本の文豪による短編小説をミステリーの切り口で紹介するアンソロジー。
おなじみのパターンに囚われない、奔放で鬼気せまる作品が多数。
リライトはせず、原文のままの掲載ですが、総ルビをほどこし、詳しい註釈を付しています。
本巻のテーマは、スリリング&サスペンス。


【目次】

著者等紹介

日下三蔵[クサカサンゾウ]
1968年、神奈川県生まれ。出版社勤務を経てミステリ・SF評論家、フリー編集者。2005年『天城一の密室犯罪学教程』で本格ミステリ大賞を受賞

谷崎潤一郎[タニザキジュンイチロウ]
1886‐1965。大学在学中より創作を始め、「刺青」などの作品が高く評価され作家に。『痴人の愛』『春琴抄』等の耽美的な傑作を次々と発表する。1949年、文化勲章受章

久米正雄[クメマサオ]
1891‐1952。第三次『新思潮』に参加、1915年に夏目漱石の門下生になる。小説のほか、俳句、戯曲、評論など、幅広いジャンルを手がけ、大衆小説でも人気を博した

江戸川乱歩[エドガワランポ]
1894-1965。1923年雑誌「新青年」に「二銭銅貨」を発表してデビュー。日本におけるミステリー、怪奇小説の草分け的存在となる

久生十蘭[ヒサオジュウラン]
1902‐1957。新聞社勤務の後、演劇活動に傾倒。探偵小説のほか、ユーモア小説、歴史小説、秘境探検小説、捕物帳、翻訳と、多彩な作品を発表した。1952年『鈴木主水』で直木賞を受賞。1955年「母子像」で世界短編小説コンクール第一席に入選した

梅崎春生[ウメザキハルオ]
1915-1965。1944年、海軍に召集され兵役を務める。復員後「桜島」を発表、新進作家として注目される。続く「日の果て」などで作家としての地歩を確立°1954年『ポロ家の春秋』で直木賞、1955年『砂時計』で新潮社文学賞、1964年『狂ひ厩』で芸術選奨受賞

伊藤人誉[イトウヒトヨ]
1913-2009。1943年に室生犀星の推薦によって「岩小屋」が「文学界」に掲載されデビュー。以後、登山小説を中心に良質な作品を発表。著書に『猟人』、短編集『登山者』『ガールフレンド』ほか

曾野綾子[ソノアヤコ]
1931-2025。1954年「遠来の客たち」で芥川賞候補となり、作家デビュー。1979年ヴァチカン有功十字勲章を受章。1993年恩賜賞・日本芸術院賞受賞。2003年に文化功労者に選ばれる。2012年には菊池寛賞を受賞。著書に『神の汚れた手』『天上の青』『誰のために愛するか』ほか多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

イカまりこ

6
今回のテーマはサスペンスとのこと。主人公がピンチからどう逃れるか、ハラハラドキドキするのがサスペンスらしい。今回の7編、どれもピンチから逃げられてないようなw スカッとする読後感ではなくモヤモヤした。谷崎潤一郎の途上が唯一ざまぁ展開だったか。乱歩のお勢登場の附記で勧善懲悪を好む読者にお詫びの文が書かれてた。私は根っからの勧善懲悪好きなのだと確信持つw 明智小五郎に追い込まれるお勢が見たかったよ~。伊藤人誉の穴の底が好き。まるで体験してるかのような文章で息苦しくなった。曽野綾子のホラーもよかったな。2026/04/11

秋芳

1
こんなシリーズがあったのか。近現代のミステリを当時のまま読め、漢字にはルビが振られて馴染みのない用語には欄外に説明付き。説明不足だったり、解説すべき単語の解説がなかったり、とかは気になるが、読みやすさは格段に上がっている。とはいえ、小学生にはかなり難しいと思われ、高校の図書室にぴったりという感じか。本書はシリーズ3冊目で既刊は4冊。リストを見ると未読の作ばかりで、これはしばらく楽しめそう。2026/04/18

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