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内容説明
世界では争いが絶えず、戦争や平和に向か合わざるを得ない状況になっています。それはあたかも、「戦争がわたしたちを見つめている」かのようです。この本には、戦争を見つめた作家たちの作品がおさめられています。勇気を持って戦争を見つめ返し、ページをめくっていきましょう。
著者等紹介
宮川健郎[ミヤカワタケオ]
1955年東京都生まれ。児童文学研究者。立教大学文学部日本文学科卒。同大学院修了。宮城教育大学助教授等を経て、武蔵野大学名誉教授。一般財団法人大阪国際児童文学振興財団理事長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
45
戦争を生き延びたからって、そこから苦しみがなくなるわけじゃない。そのことが伝わってくる様々なエピソードに圧倒されました。遠藤周作さんの「カプリンスキー氏」初読みです。圧倒されました。今西祐行さんの「ヒロシマの歌」には涙が出ました。こういう本を受け継いでいく責任を、開票のニュースを見ながら感じています。私たちはすぐに忘れて、また間違ってしまいそうだから…。2025/07/20
︎💓ひかる💓
2
"立棺" は印象深く感じました。"ヒロシマの歌"では泣きました。"すずかけ通り三丁目"はタイムスリップのような違うような。"あにい"ドライキス⇔ディープキス新たな発見ドライキス。"空罐"原爆投下日と地名などがないと、ヒロシマかナガサキかわかんないネ。いづれも原子爆弾をテーマにしてますネェ。私のルーツは広島だから他人事には思えず、過去2回小学生の時、そして障がい者と言われてから新幹線で原爆ドーム他にひとりで行きました。車椅子を借りて広島原爆資料館を周りました。2025/06/05