内容説明
「こども基本法」ってなんだろう。子どもにはだれでも、自分が幸せに生きていくために、守られることが当たり前の「子どもの権利」がある。そして、子どもにかかわることを決めるときには、おとなは、かならず子どもの意見をきくことになっている。「こども基本法」には、こうしたことがうたわれているんだ。
目次
巻頭マンガ 見た目のことでからかわれる(るいの場合)
ぼくはじゃま者?(かなでの場合)
みんなと同じでないとだめ?(みなとの場合)
わたしも被害者?(つむぎの場合)
「こども基本法」を知っていますか?
学校にも家にも居場所がない
あなたはイヤなことをされていない?
イヤなことをされた子の気持ち
イヤなことをされるのはあなたのせいじゃないよ!
ほっとできる場所を見つけよう
子どもを助けるために働く人たち
こんなおとなには気をつけて
学校や家からにげる権利もある
自分の気持ちを言ってもいい
幸せに生きるためにできること
自分にもできることがある?
ぼくのことは、ぼくが守る
助けてくれるおとなとつながろう
「子どもの権利条約」を知ろう
教えて!「こども基本法」
著者等紹介
喜多明人[キタアキト]
1949年東京都生まれ。早稲田大学名誉教授。国連NGO・NPO法人子どもの権利条約総合研究所顧問。子どもの権利条約ネットワーク代表。多様な学び保障法を実現する会共同代表(2021年9月まで)。学校安全全国ネットワーク代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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