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内容説明
同級生が見たのは、彼女の姿だったんだ。わたしはあふれ出す涙をぬぐいながら、歩道橋まで歩いた。あたりはすっかり夕闇に包まれていた。歩道橋下を走る車の流れが途絶えたそのときだった。聞き覚えのある声が聞こえた。「いつも、後ろにいるよ」
著者等紹介
福井蓮[フクイレン]
東京都出身。小学生の時、学校の七不思議のうち、4つを体験したことがある。それ以来、心霊現象、怪談、オカルトなど不可思議な現象を探求し続ける。2012年深川てのひら怪談コンテスト佳作受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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