内容説明
今、「魚」の食文化に大きな変化が起きようとしています。卵から育てる「完全養殖」や陸での養殖、AIが活躍する養殖や漁業など、「フードテック」によって、限りある海の資源を守る動きがはじまっています。どうやって卵からマグロやウナギを育てるのでしょうか?宇宙や月面で3Dフードプリンターで作ったおすしを食べられるようになるでしょうか?さあ、未来の食べものを考える旅へと、一緒に出かけていきましょう!
目次
これが22世紀の新しい魚だ!(完全養殖って、なあに?)
なぜ養殖するの?(世界の漁獲量は、これ以上ふえない?;日本の漁獲量は、へり続けている;世界の海の魚は、今、どうなっているの?)
海の資源をへらさない!(完全養殖マグロは、どうやって育てるの?;ウナギの幼魚を大量生産するには?;新しい養殖(1)―海を知らない!おかそだちのサーモン ほか)
海を守る新しい技術(スマートフォンで確認!AIを活用するスマート養殖;タブレットが活躍!データをいかすスマート漁業;宇宙と海をむすぶ漁業 ほか)
100年後のスマート水産
著者等紹介
石川伸一[イシカワシンイチ]
宮城大学食産業学群教授。東北大学大学院農学研究科修了。日本学術振興会特別研究員、北里大学助手・講師、カナダ・ゲルフ大学客員研究員(日本学術振興会海外特別研究員)などを経て、現職。専門は、分子調理学。関心は、食の未来学
清水洋美[シミズヒロミ]
出版社勤務後、フリーランスの編集者・ライターとして自然科学関連の児童書を中心に、企画・編集・執筆を幅広く行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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