内容説明
今、「野菜・穀物」の世界で大きな変化が起きようとしています。ゲノム編集で作られた健康によいトマトや、大きな工場で栽培されたレタス、ドローンやAIが活躍する稲作など、「フードテック」によって新しい食べものが誕生し、栽培方法も変わってきています。ゲノム編集とは、なんでしょうか?宇宙や月面で野菜や穀物を栽培できる日はくるのでしょうか?さあ、未来の食べものを考える旅へと、一緒に出かけていきましょう!
目次
これが22世紀の新しい野菜だ!(「ゲノム編集」って、なあに?;工場で野菜ができるの?)
なぜ新しい野菜や穀物が必要なの?(人間が、ふえ続けている!;異常気象がふえている ほか)
ゲノム編集食品って、どんなもの?(「遺伝子組みかえ」と、どうちがうの?;ゲノム編集で栄養アップ!高GABAトマトの作り方 ほか)
これが最新の農業だ!(ロボットも活躍!テクノファームで作るレタス;魚と野菜を一緒に育てるアクアポニックス ほか)
100年後のスマート農園
著者等紹介
石川伸一[イシカワシンイチ]
宮城大学食産業学群教授。東北大学大学院農学研究科修了。日本学術振興会特別研究員、北里大学助手・講師、カナダ・ゲルフ大学客員研究員(日本学術振興会海外特別研究員)などを経て、現職。専門は、分子調理学。関心は、食の未来学
清水洋美[シミズヒロミ]
出版社勤務後、フリーランスの編集者・ライターとして自然科学関連の児童書を中心に、企画・編集・執筆を幅広く行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。