内容説明
今、「肉」食文化に大きな変化が起きようとしています。研究室で作る培養肉や工場で生産される代替肉など、最新の食の技術「フードテック」によって新しい食べものが続々と誕生し、昆虫食やユーグレナ(和名:ミドリムシ)など新しいたんぱく質にも注目が集まっています。新しい肉は、どのように作られているのでしょうか?本当にわたしたちの未来を救うのでしょうか?さあ、未来の食べものを考える旅へと、一緒にでかけていきましょう!
目次
これが22世紀の新しい肉だ!(試験管で作った肉「培養肉」って?;大豆で作った肉「代替肉」って?)
なぜ新しい肉が必要なの?(人間が、ふえ続けている!;地球温暖化・気候危機が進んでいる;穀物が足りなくなる!?;水が足りなくなる!?)
牧場もえさもいらない!?(培養肉って、どうやって作るの?;植物から作る代替肉って、どうやって作るの?;代替肉が大活躍!本物のお肉そっくりの料理ができたよ!;きみは将来、どの肉を選ぶ?新しい肉について考えよう;豆乳だけじゃない!植物生まれのたんぱく質;続々登場!新しいたんぱく質)
世界のさまざまな「食べ方」を知ろう(宗教による食習慣;思想による食習慣)
100年後のBBQ
著者等紹介
石川伸一[イシカワシンイチ]
宮城大学食産業学群教授。東北大学大学院農学研究科修了。日本学術振興会特別研究員、北里大学助手・講師、カナダ・ゲルフ大学客員研究員(日本学術振興会海外特別研究員)などを経て、現職。専門は、分子調理学。関心は、食の未来学
清水洋美[シミズヒロミ]
出版社勤務後、フリーランスの編集者・ライターとして自然科学関連の児童書を中心に、企画・編集・執筆を幅広く行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。