内容説明
九州の静かな港町で叔母と暮らす17歳の少女・鈴芽。ある日の登校中、美しい青年とすれ違った鈴芽は、「扉を探してるんだ」という彼を追って山中の廃墟へと辿りつく。しかしそこにあったのは、崩壊から取り残されたようにぽつんと佇む古ぼけた白い扉だけ。何かに引き寄せられるように、鈴芽はその扉に手を伸ばすが…。過去と現在と未来を繋ぐ、鈴芽の“戸締まり”の物語が始まる。新海誠監督が自ら執筆した原作小説!
著者等紹介
新海誠[シンカイマコト]
1973年長野県生まれ。アニメーション監督。2002年、ほぼ1人で制作した短編アニメーション『ほしのこえ』で注目を集める。以降『雲のむこう、約束の場所』『秒速5センチメートル』『星を追う子ども』『言の葉の庭』を発表し、国内外で数々の賞を受け、16年公開『君の名は。』は記録的な大ヒットに。19年公開の『天気の子』も大きな話題を呼んだ。22年には最新作『すずめの戸締まり』を公開。自身の監督作を自ら小説化した『小説 秒速5センチメートル』『小説 言の葉の庭』『小説 君の名は。』『小説 天気の子』『小説 すずめの戸締まり』で、小説家としても高く評価されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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