わたしは大統領の奴隷だった―ワシントン家から逃げ出した奴隷の物語

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わたしは大統領の奴隷だった―ワシントン家から逃げ出した奴隷の物語

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  • サイズ 46判/ページ数 208p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784811328164
  • NDC分類 K936
  • Cコード C8098

内容説明

オーナ・マリア・ジャッジは、生まれたときからジョージ・ワシントン、マーサ・ワシントン夫妻の奴隷だった。ある日、オーナは孫娘の「結婚祝い」として譲渡されそうになり…。

目次

オーナはいつ、どのように生まれた?
マウントバーノンで育って
生まれたばかりの新しい国
選ばれた奴隷
はじめての北部
運命を変えた町
ニューヨークの生活
大統領の病気
だれの許可もいらない人生
奴隷制度をめぐって
ふりまわされる奴隷たち
世界中が変わり始める
伝染病であぶりだされたもの
孫娘の願い
オーナに求められていること
逃亡計画
逃亡
十ドルの報奨金
見覚えのある黒人
オーナを連れ戻すために
奴隷捕獲人の計画
自分の人生を決める
あきらめきれず
間一髪の逃亡
ワシントン夫妻の死
自由な人生を生きぬいて

著者等紹介

アームストロング・ダンバー,エリカ[アームストロングダンバー,エリカ] [Armstrong Dunbar,Erica]
ラトガーズ大学のチャールズ&メアリー・ビアード歴史学教授。また、フィラデルフィア図書館会社のアフリカ系アメリカ人の歴史部門の責任者を務める。2008年に最初の著書である“A Fragile Freedom”(脆弱な自由)が出版された。2017年に出版されたノンフィクション“NEVER CAUGHT”(捕まるものか)は全米図書賞のファイナリストとなった

ヴァン・クリーヴ,キャサリン[ヴァンクリーヴ,キャサリン] [Van Cleve,Kathleen]
ペンシルベニア大学で文芸創作法と映像制作を教える。数冊の著書がある。そのうちの1冊“Drizzle”は『緑の霧』(ほるぷ出版)として日本でも出版されている。家族とともにペンシルベニア州在住

渋谷弘子[シブヤヒロコ]
東京教育大学文学部卒業。27年間県立高校で英語を教えたのち、翻訳を学ぶ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

☆よいこ

80
児童書。アメリカ初代大統領ジョージ・ワシントン家の奴隷だった黒人女性オーナの物語。事実を元に物語にしてあるが、とても教科書的な文章で面白みには欠ける。時代背景など丁寧に説明されるが、小中学生がどの程度興味をもって読み込めるか忍耐が必要かも。後半、オーナが逃げ出してどのような人生を送ったかの筋は考えさせられた。▽「自分はとても善良な所有者である」ので、奴隷が逃げるのは信じられない!という【父親的温情主義】が、いかに人権を無視し人を虐げているのか気づかされる。自由を得たが貧困、貧しくても自由…どう読むか。2021/02/09

美紀ちゃん

79
タイトルが全て。 この主人公は、初代アメリカ大統領の夫人、マーサ・ワシントンに使えていて他の奴隷よりは良い生活水準だったと思うが、自由を求めて逃亡したという話。 勇気のいることだと思う。 本にならなければ知らないことだらけだった。 誰かが悪いと言うことではなく、こういう時代があったという話だと思うが、深い。 アメリカの奴隷制度について、私はあまりにも知識が無かったので、調べてみた。 白人至上主義の話だし、考えなければならないことはたくさんあるのではと思う。まだまだ根深い問題があるのだと感じた。2021/02/04

がらくたどん

44
児童分類だが人権意識の萌芽と展開の歴史を同時並行でサポートしながら読まないと難しいかもしれない。「あの」ワシントン大統領が奴隷をたくさん抱えていて、そこから逃亡し奴隷ハンターからも逃げ延びた勇敢な少女の昔話として読んでしまうとちょっともったいない気がする。「ある存在」がもしや自分と同じ権利を有しているのでは?という主題自体が大きな意識の変革をもって社会に現れ、拡散の過程で混乱と強い拒絶を引き起こす様子が良くわかる良書。「父親的温情主義」は「家父長制」として深く静かに今も根を張りオーナの勇気は現代に繋がる。2022/02/18

たまきら

38
アメリカの恥ずべき人種差別の根源・奴隷制度がよく理解できる、アメリカ初代大統領夫妻の奴隷だった女性の物語です。自由の国アメリカ。高校時代暗記させられた名言「All men are created equal (全ての人間は平等に作られた)」を遺した第3代大統領トーマス・ジェファーソンは所有していた奴隷女性との間に少なくとも一人は子どもがいました。アメリカ独立宣言として残る彼の名言の真の意味は、全ての白人男性は平等に作られた、だったのでしょう。女性として、有色人種として、心に残る一冊になりました。2021/06/24

鷺@みんさー

29
色々思ったことはあったが、ここには書きづらい。2021/05/12

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