内容説明
「宝の地図」を手に入れた白井は、自分の家の庭に宝物が埋まっていると信じて、深い穴を掘り続けている。古ぼけた「宝の地図」はほんもの?それともにせもの?片山義太郎刑事と妹の晴美、そして名探偵猫の三毛猫ホームズが、謎をときあかす!
著者等紹介
赤川次郎[アカガワジロウ]
1948年福岡県生まれ。日本機械学会に勤めていた1976年、「幽霊列車」で第15回オール讀物推理小説新人賞を受賞して作家デビュー。1978年、『三毛猫ホームズの推理』がベストセラーとなって作家専業に。『セーラー服と機関銃』は映画化もされて大ヒットした。多彩なシリーズキャラクターが活躍するミステリーのほか、ホラーや青春小説、恋愛小説など、幅広いジャンルの作品を執筆している。2006年、第9回日本ミステリー文学大賞を受賞。2016年、日本社会に警鐘を鳴らす『東京零年』で第50回吉川英治文学賞を受賞。2017年にはオリジナル著書が600冊に達した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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へくとぱすかる
38
幽霊シリーズは読んだことがあるけれど、三毛猫ホームズは初読みです。短編だから気楽に読んでみましたが、なかなかおもしろい。ミステリを読みなれていると意外に真相には近づけるものですが、そのものズバリとはなかなかいかない。そこをうまくひねってあるところが名作なのでしょう。「幽霊船」「頭痛薬」「宝さがし」の3編。「頭痛薬」では今流行の(流行させちゃ困る)働き過ぎのサラリーマンが登場。本人は内心休みたいけれど上司が許さないという、まさに現代的な問題が描かれていて、ミステリの本筋とは関係ないものの、ため息が出ました。2024/05/07
イケメンつんちゃ
27
13日の水曜日 昔からこの日は縁起が良いとか悪いとか たいへん申し訳ございませんでした 昨日は私用で読めず書けず 似た様なことばで米津玄師 また精進します 心より感謝いたします 巳年姉さんもお待ちしております ヘブンスそのはら 苗場から程近く T君とふたり 唯一生き残っている同級生 紅葉も色づき美しい 赤川次郎ワールドと児童文学のコラボ 三毛猫ホームズの事件ノート全五冊 見事コンプリート 鉄筋コンクリート たいへんおもしろかった 楽しい時間は心のオアシス 楽しい時間を過ごしてください 京王杯2歳ステークス2024/11/13
マツユキ
10
十代向けの名探偵ホームズの短編集。遊園地、バーゲン、宝探し。楽しそう!だけど、裏では何かがあり、事件が起こる。いち早く気づくホームズが頼もしい。片山と石津はいつも何しているんだ。短編ながら、盛りだくさんで、綺麗にまとまっていますが、私の好みじゃないな。2024/07/26
たっとちゃん
3
久し振りに赤川次郎の三毛猫ホームズを読みました。いつものストーリーですが、ホッとさせられました。2023/11/29
Y K
3
ちょっと時代を感じるけど(バーゲンって今あんまり聞かない)読みやすかった。猫を遊園地や飲食店に連れてきていても誰も突っ込まないのは時代じゃなくて、お話としての設定ですよね?あまりにもさらっと書かれているから昭和あるあるなのかと錯覚した。2023/10/27
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